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良弁(ろうべん)

689年~773年。奈良時代の僧で、華厳宗第2祖。審祥[しんじょう]を招いて華厳経講を開き、大仏造立の機縁をつくった。また金光明最勝王経講や法華会を開いて仏教の宣揚をはかり、聖武天皇の保護を受けた。東大寺の創建に尽力し、初代の別当に任じられている。▷東大寺/審祥