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蓮華(れんげ)

ハスおよびスイレン。また、その花のこと。
因果俱時を譬える】法華経に明かされた因果俱時[いんがぐじ]の法は、蓮華に譬えられる。ハスは、小さなつぼみのうちからその中に果実となる花托がある。多くの花は因である花が先に咲いて散ってから実がなるのに対し、ハスは花びらと果実がともに成長していき、花が開いた時に実がしっかりあり、花と実が同時である。これと同じく、法華経が明かした真実から見ると、衆生の生命には因である九界と果である仏界が常にそなわっている。▷因果俱時