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開近顕遠(かいごんけんのん)

「近を開いて遠を顕す」と読み下す。「近」とは近成(始成正覚)、「遠」とは遠成(久遠実成)のこと。すなわち法華経本門釈尊が、自身が今世ではじめて成仏したと説く始成正覚方便であり、実は久遠の過去に成仏していたと説き久遠実成を明かしたことをさす。▷久遠実成/始成正覚