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鬼子母神(きしもじん)

ヤクシャ(夜叉薬叉)に属する女性の神。鬼子母神は、自らにも多くの子がいたが、人間の子を食べていた。後に仏の教えを受けて、人の子を食べることをやめ、かえって子どもの守護者となった。法華経陀羅尼品第26では、十羅刹女[じゅうらせつにょ]とともに法華経読誦受持する者を守護することを誓っている(法華経646㌻)。