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人の地に倒れて還って地より起つが如し(ひとのちにたおれてかえってちよりたつがごとし)

『法華文句記』巻10の一節。妙法による逆縁功徳を述べている。日蓮大聖人は「法華証明抄」(1586㌻)でこの文を引用され、地面に倒れた人はかえってその地面から起き上がるように、法華経への謗法を犯した人は、その罪によって地獄・餓鬼畜生三悪道人界天界の大地に倒れるけれども、逆縁でかえって法華経の御手によって仏になると仰せになっている。