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小松原の法難(こまつばらのほうなん)

文永元年(1264年)11月11日、日蓮大聖人安房国東条郡(千葉県鴨川市)天津[あまつ]に住む門下・工藤殿の邸宅へ向かう途中、東条の松原大路で、地頭東条景信[とうじょうかげのぶ]の軍勢に襲撃された法難。東条松原の法難とも呼ばれる。門下が死亡し、大聖人御自身も額に傷を負い、左手を折られた。その時の模様は「南条兵衛七郎殿御書」(1498㌻)に記されている。▷東条景信/刀の難