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大慢婆羅門(だいまんばらもん)

南インドの摩臘婆[まろうば]国のバラモン。玄奘の『大唐西域記』巻11によると、自分の智慧が優れていることを示すため、大自在天婆籔天那羅延天釈尊の像を高座の足に彫刻して常にその上に座っていたが、賢愛論師[けんあいろんじ]に論破された際に大乗を誹謗したために、生きながら地獄に堕ちたという。