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玄奘(げんじょう)

602年~664年(生年には600年説など諸説がある)。中国・唐の初期の僧。唯識思想を究めようとインドへ経典を求めて旅し、多くの経典を伝えるとともに翻訳を一新した。彼以後の漢訳仏典を新訳といい、それ以前の旧訳[くやく]と区別される。主著に旅行記『大唐西域記』がある。弟子の基(慈恩)が立てた法相宗で祖とされる。後世、経・律・論の三つ(三蔵)に通暁している訳経僧としてたたえられ、「玄奘三蔵」「三蔵法師[さんぞうほうし]」と通称されるようになった。