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三種の法華経(さんしゅのほけきょう)

釈尊法華経28品を「正法時代の法華経」、『摩訶止観』を「像法時代の法華経」、南無妙法蓮華経を「末法の法華経」と位置づけて、これら三つをまとめて呼んだもの。日蓮大聖人は、釈尊法華経28品、天台大師智顗が説いた『摩訶止観』、大聖人御自身の南無妙法蓮華経を、いずれも成仏の根本法を示すものであると捉えられている。これに基づいて、戸田先生は、三つをまとめて「三種の法華経」と呼んだ。▷法華経/『摩訶止観』/南無妙法蓮華経