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其罪畢已(ございひっち)

「ございひつい」とも読む。法華経常不軽菩薩品第20の文。「其の罪は畢[お]え已[お]わって」(法華経564㌻)と読み下す。不軽菩薩が礼拝行を貫いて得た宿命転換功徳不軽菩薩は人々からの迫害を受けたことで、過去の謗法の罪を受け尽くして消し去ることができた。そして臨終に法華経を聞いたことで六根が清浄となり、寿命を延ばし、多くの人々に法華経を説き聞かせて仏道を成就したという。▷不軽菩薩