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半満二教(はんまんにきょう)

天台大師智顗以前の時代、南三北七のうち北地の一派である菩提流支[ぼだいるし](?~527年、北インド出身の訳経僧)による教判。諸経典を釈尊一代に説かれたものとして、二つの時期に分類して解釈した。釈尊成道から12年間説かれた小乗の教えを半字教とし、12年以後を満字教とする。天台大師『法華玄義』巻10上に挙げている。▷南三北七/教相判釈