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本門の本尊(ほんもんのほんぞん)

万人成仏の根本法である南無妙法蓮華経であり、それが直ちに図顕された曼荼羅[まんだら]の御本尊のこと。三大秘法の一つ。日蓮仏法における戒定慧三学のうち定学にあたる。曼荼羅御本尊は、日蓮大聖人の御生命に覚知された南無妙法蓮華経を説き示した本尊である。南無妙法蓮華経には釈尊因行果徳のすべてが納まっているから、南無妙法蓮華経御本尊受持することが、成仏のための観心の修行に相当し、その功徳が自身の生命に開き現され成仏できる。これを受持即観心[じゅじそくかんじん]という。▷戒定慧/受持即観心/御本尊/本尊/三大秘法