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良忠(りょうちゅう)

1199年~1287年。鎌倉時代の浄土宗の僧。阿弥号は然阿弥陀仏[ねんあみだぶつ]で、念阿弥陀仏とも書き、然阿念阿と略称する。法然源空)の孫弟子にあたり、日蓮大聖人の時代には鎌倉の念仏者の中心となっていた。文永8年(1271年)6月、極楽寺良観忍性)が祈雨に失敗した後に、大聖人は行敏[ぎょうびん]から提訴されたが、この訴えに対して大聖人が出された反駁書「行敏訴状御会通」(180㌻)では、良観道阿弥陀仏とともに然阿弥陀仏がこの訴状に関わっていることが明らかにされている。また「開目抄」(229㌻)でも、良観とともに偽書を作成して幕府へ提出する謀略ぶりを暴露されるとともに、三類の強敵の第3・僭聖増上慢の一人として挙げられている。▷法然/極楽寺良観/道教