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円澄(えんちょう)

772年~837年(または771年~836年)。平安初期の天台宗の僧。伝教大師最澄の弟子。比叡山延暦寺の初代座主である義真の後を受けて第2代座主となった。日蓮大聖人「報恩抄」(310㌻)で、伝教大師の教えは義真には純粋に伝わったが、円澄からは半ば密教が入って濁乱したとされている。