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道門増上慢(どうもんぞうじょうまん)

三類の強敵の第2。釈尊滅後の悪世で法華経弘通する人を迫害する出家者。邪な智慧で心にへつらいがあり、まだ覚りを得ていないのに得たと思い込んで慢心に満ちている(法華経418㌻)。法華経勧持品第13の二十行の偈[げ]の内容から、妙楽大師湛然『法華文句記』道門増上慢に分類した。▷三類の強敵/勧持品二十行の偈