リンク表示:

阿逸多(あいった)

❶サンスクリットのアジタの音写で、「打ち負かされない者」を意味する。弥勒菩薩の呼び名。法華経においても「阿逸多よ」との呼びかけが散見される。▷弥勒菩薩
涅槃経巻19のなかで、阿闍世王を慰める医師・耆婆の話の中に登場する人物。殺母・殺父・殺阿羅漢の三逆罪を犯したが、釈尊に会って出家を許された。