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二乗への弾呵(にじょうへのだんか)

自利に専念する声聞縁覚成仏できないと責め立てること。「開目抄」では、法華経と他の諸経との相違を述べるなかで「大集経・大品経・金光明経阿弥陀経等は諸小乗経二乗を弾呵せんがために十方浄土をとき凡夫・菩薩を欣慕せしめ二乗を・わずらはす」(194㌻)と述べられている。▷二乗作仏