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身延離山(みのぶりざん)

正応2年(1289年)春に日興上人身延山久遠寺を離れ、駿河国富士上方上野郷(静岡県富士宮市下条)に移られたこと。一切の付嘱を受けた日興上人は、日蓮大聖人の滅後、久遠寺の別当であった。しかし、地頭波木井実長四箇の謗法を犯し、学頭職日向[にこう]がこれを許すにおよび、大聖人の精神を守るため、謗法の山と化した身延を去られた。▷日興上人/波木井実長/日向