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五の巻の経文(ごのまきのきょうもん)

法華経第5巻の勧持品第13には、末法において正法を広める者には必ず三類の強敵が出現することが説かれている。その中では、刀や杖をもって迫害される刀杖の難や、2度以上にわたって流罪や追放されることが記されている。日蓮大聖人竜の口の法難の際、草庵に押し入ってきた武装の者数十人に囲まれる中で、少輔房によって、懐中に入れられていた「第五の巻」を奪い取られ、顔を3度打たれた。このことを「杖の難」として法華経身読とされた(912,1557㌻など)。▷勧持品二十行の偈/三類の強敵/身読