戻る
>SOKAnet トップ
を含む用語
と一致する用語
で始まる用語
で終わる用語
を内容・解説に含む
リンク表示:
二乗作仏
(にじょうさぶつ)
法華経
迹門
において
二乗
(
声聞
・
縁覚
)の
成仏
が
釈尊
から保証されたこと。
法華経
以外の
大乗経
では、
二乗
は自身が覚りを得ることに専念することから
利他
行に欠けるとして、
成仏
の因である
仏種
が断じられて
成仏
することはないとされていた。このことを
日蓮大聖人
は
「開目抄」
(191㌻以下)で、
華厳経
・
維摩経
などの
爾前経
を引かれ、詳しく論じられている。それに対し
法華経
迹門
では、
二乗
にも本来、
仏知見
(仏の智慧)がそなわっていて、本来、
成仏
を目指す菩薩であり、未来に
菩薩道
を成就して
成仏
することが、具体的な時代や
国土
や
如来
としての名などを挙げて保証された。さらに
法華経
迹門
では、この
二乗作仏
、また
提婆達多品
第12で説かれる
女人成仏
・
悪人成仏
によって、あらゆる
衆生
の
成仏
が保証され、
十界互具
・
一念三千
の法門が理の上で完成した。▷
爾前二種の失
/
二乗
/
声聞界
/
縁覚界